2019年12月13日金曜日

2019〜2020年度の年末年始について

年末年始の休診期間は
2019年12月29日(日)〜2020年1月5日(日)
となります。
新年度は1月6日(月)からとなります。

今年も残すところ、あと2週間ほどですね。
年末年始の休暇まであとひと踏ん張りですので、残された期間は診察枠を増枠し、普段より多くの新患患者さんをお受けしたいと考えております。

お困りごとへの対策は先延ばしせず、今年のうちに手をつけてみませんか。
ご連絡お待ちしております。

2019年9月12日木曜日

クリニックで勉強会をしました

定例の勉強会を行いました。お題は「周産期におけるメンタルヘルス支援」で、大阪医科大学病院の精神看護専門看護師である宮田郁先生に講師をお願いさせていただきました。

周産期メンタルヘルスにおける概説、現状、具体的な対応、注意点、大阪医大病院での取り組みなど内容は多岐にわたり、インプット(研究と学習)とアウトプット(臨床と広報)の多さに感銘と刺激を受けました。

周産期メンタルヘルス支援は、助産師、保健師、PSW、心理師、精神科医、産科医、小児科医などなど他職種の連携が必須です。講義の中では、熱意を持って動いた助産師や、妊婦さんの立場に立った決断を選択した産科医など感動的な協働エピソードが語られ、立場の異なる支援者への敬意が感じられました。

わたしがこのつぶやきをしているこの瞬間も、忙しく働いておられるのだと思います。宮田郁先生、お忙しいなか、大変ありがとうございました。

2019年7月13日土曜日

クリニックで勉強会をしました

クリニック終診後の水曜日、有志による勉強会を行いました。講師は山形県在住の渋谷直史先生です。渋谷先生とは全国各地の様々な勉強会でなんども顔を合わせているうちに、いつのまにか仲良くなったのでした。

勉強会はZoom(ネットによるテレビ会議システム)を通して、渋谷先生の住む山形県、参加者の一人が住む東京都、そして私たち勉強会メンバーが集まる当クリニックの三点中継で行われました。
 
このような形での勉強会を、当院では定期的に行っています。お互いの知識と経験を持ち寄り、臨床能力の向上を目指しています。開院以来続けており、気づけば21回目を数えることとなりました。ずっと続けていければと思います。

さて、渋谷先生は2019年9月より、山形県酒田市にて酒田駅前メンタルクリニックを開院される予定です。暖かく、勉強熱心で、包容力のある素晴らしい先生です。お近くで心の困りごとについて相談したい方は、渋谷先生のクリニックを訪れてみてはいかがでしょうか。




2019年7月9日火曜日

開院四周年/Twitterをはじめてみました

この7月で開院四周年を迎えました。

自分自身を活性化するためにも、開院四周年記念に何かしようと考えた末、試験的にTwitterアカウントを作ってみました。こちらです。
休診予定、ブログ更新、活動報告などをお知らせする予定です。
(あくまで試験運用なので、そのうち消してしまうかもしれません)

こうしてクリニックの運営を続けていけるのも、みなさまのおかげです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • Twitterに入会(アカウント登録)しなくても、こちらをお気に入り(ブックマーク)登録していただければ、みることが可能です。この方法だと、ご自身のプライバシーを守ることが可能です。
  • 原則として、やりとりや議論はしません。当院通院中の方は診療所まで、知り合いの方はメールや電話などで直接ご連絡ください。
  • 基本的には通院中の患者さんと、当院受診を検討してくださる方を意識してつぶやきます。一方で、時折専門的なこともつぶやきます。その際には、つぶやきを目にしても症状悪化につながらないような内容にすることを心がけます。
  • 災害時の臨時休診など、最新の情報はTwitterでお知らせいたします。


2019年7月7日日曜日

講演会に行ってきました

 この土日は、ある精神科の病気(心の困りごと)をテーマとした講演会に行ってきました。様々な流派の治療者が、その困りごとに対する治療法をプレゼンテーションしてくださる形式でした。講演を聴きながら、明日からの臨床に活かせる知識を得たり、演者のキラリと光る一言をメモしたり、自分ならどうするだろうと考えを巡らせたりしながらの二日間でした。

 最後に、一堂に会した演者達に対する質疑応答の時間があり、私も質問をしました。二つ質問をしたのですが、二つ目の質問は私の質問の仕方が悪かったこともあり、消化不良でやり取りを終えることとなりました。(限られた時間内でしたので、他の参加者のためにも、質問は一つにしておくべきでした…)
 
 さて、私は「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」をモットーに、講演会などで質疑応答の時間が設けられたら、可能な限り質問するようにしています。演者達はそれぞれのスタイルで回答をくださり、普段の臨床スタイルが垣間見れるようで大変興味深いのですが、やりとりが記憶に残る演者には共通した特徴があるかなと思います。

・質問者の質問内容に耳を澄ませ、必要があれば質問者の意図を明確化したのちに、回答を始める(だって、質問の内容を理解しなければ、回答なんてできっこありませんよね)
・質問者に敬意を払った態度を示す(ある演者の方は、誠実に回答いただいた後「これでお答えになっていますか?」と確認してくださいました。私はその時、まだまだ経験の浅いぺーぺーの身分だったこともあり、いたく感激した覚えがあります)
・主観(自分の意見)と客観(データ)を明確に区別して答える(多くの場合、私が知りたいのは主観です。客観は自分で論文を読めば済むことですから。とはいえ、終始主観でごり押し回答、というのも困ってしまいます…)

 私も頼まれて講演やワークショップの講師をすることがありますが、上に書いたようなことを意識して質問に答えるようにしています。たとえば、私は「それはいい質問ですね!」とは言わないようにしています。多くの場合、それは「いい質問」というよりはむしろ、演者が「話したいこと」と一致しているに過ぎないからです。あと、質問に「いい」「悪い」と価値判断を下すこと自体がやや上から目線かな、と感じます。

 さて、演者と聴衆の関係って、医者と患者さんの関係に似ているときもあります。医者は「知っている人」で、患者さんは「知らない人」であるという認識に、医者が微塵の疑いも持たない場合、両者のコミュニケーションはどうなるでしょうか。結果は目に見えていますよね。

 そんなこんなをグルグルと考えつつ、今日も一日が終わろうとしています。明日から新しい一週間が始まります。受診してくださる皆様、どしどしご質問くださいね。良き回答者となれるように精進いたします!




2019年4月19日金曜日

令和元年の大型連休期間中の診療について

令和元年の大型連休期間中の診療についてお知らせです。
4/29(月祝)〜5/6(月祝)の期間につきまして、当院は4/30(火)のみ診療いたします。
なお、当日は予約が多く、初診患者さんの診療は難しそうです。当院通院中の患者さんにつきましては当日のご連絡でも受診可能なように調整いたしますが、事前の予約をお勧めいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

2019年4月7日日曜日

お花見@鶴舞公園に行ってきました

クリニックにある御器所駅から地下鉄で二駅のところに、鶴舞公園という桜の名所があります。こちらで花見をしてきました。魅力的な出店がたくさん出ていたので、ついつい食べ過ぎてしまいました…。ポテト、たこ焼き、唐揚げ、ピザ…。

明日からの1週間は少し食事を控えようと思います。診察中にお腹がなったらすみません(笑)

桜を見ながら好きな音楽をかけてのんびり… 
ちなみにかけた音楽のうちの一曲はこれです。
Van MorrisonのAnd It Stoned Meという曲です。
野外でゴザ敷いて座っていると、必ずかけてしまう曲です。
わかりますかね、私の気持ち(笑)

ああ楽しかったなあ… 明日からも頑張って診療させていただきます。

それでは、また。

 

2019年1月29日火曜日

高知大学医学部岡豊キャンパスでお話してきました

先週土曜日、高知大学医学部精神科主催の研修会にお招きいただき、話しをしてきました。対象は主に精神科を専攻した後期研修医とのことでしたが、多くの先生方にご参加いただきました。

呼んでくださったのは、高知県で認知行動療法の実践、研究、普及活動に邁進しておられる須賀楓介先生です。須賀先生は穏やかかつ暖かい一方でユーモアに満ちた先生で、普段から連絡を取り合い、認知行動療法を中心とした様々なディスカッションを続けている間柄です。わたしの大切な友人でもあります。

演題は「パニック症の認知行動療法〜一般外来への活かし方〜」というものでした。参加者の先生方にパニック症に対する認知行動療法を身につけていただくというよりも、認知行動療法の知識をパニック症の一般外来へ活かしていくために蓄積してきた様々なノウハウを伝える、がわたしに与えられたテーマでした。

せっかくのお休みである土曜日の午前中に、大勢の先生方に参加していただき、大変光栄でした。明日からの診療に役立てていただければ嬉しいな、と考えつつ帰路につきました。

普段みなさんとお会いする以外の時間で、学会発表、論文執筆、ワークショップ講師、認知行動療法の指導など、精神科医として様々な活動を継続しています。どのような活動をしているのか、今後もちょくちょく報告させていただきますね。

須賀先生、参加いただいた先生方、ありがとうございました。
それでは、また。