さて、わたしは高校生当時、彼が提案したこの曲の良さがどうにも理解できませんでした。なんだかガチャガチャしてて地味だと感じたのです。どうせクイーンの曲を演るんだったら、もっとキラキラした曲がたくさんあるじゃないか?と不満を覚えたことを覚えています。
映画では、クイーンのフロントマンであるフレディ・マーキュリーの孤独と苦悩が語られます。これについてはなんとなくここに書かないでおこうと思ったので、くわしくはコメントをしないでおきます。ひとつ、いいたいことは、ロックバンドのフロントマンが言いたいことは、基本的に同じなんじゃなかなと思います。伝説を作ってきた彼ら、彼女らの叫びは、すごくシンプルです。それは、
「わたしのことをわかってほしい」「ぼくはここにいるよ」
というものです。だから、私は彼ら彼女らの作り上げる作品に惹かれ続けてきたのかな、といまは考えています。
さて、私がクイーンで一番好きな曲は「'39」という曲です。「Keep Yourself Alive」も、「'39」も、フレディの曲ではなく、ギタリストのブライアン・メイの曲なんですよね。みなさんはどちらがお好みでしょうか?
このブログを書く前に、久しぶりに「Keep Yourself Alive」を聞き直してみました。やっぱり、なんだかガチャガチャした曲だなあと思いました(笑)。
では、また。