2020年4月8日水曜日

Boys Will Be Bugs / Cavetown

久しぶりにブログを更新します。
世間の流れに竿をさして、あえて最近お気に入りの曲を紹介します。
Boys Will Be Bugs、日本語に訳すと、男子はめんどくさいんだよ、くらいの意味ですかね。

日本で言うところの「厨二」の歌とでも言えばいいのかな。
村上春樹ではなく野崎孝が訳したほうの「ライ麦畑で捕まえて」のようでもあり。
聞いていると、自分が中学2年生だったときの情景が総天然色で迫りくるのを感じます。
懐かしいです。もし神様に「この頃に戻りたい?」と尋ねられたら全力で拒否しますが。
気に入った部分を抜き出してみました。

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I just turned fourteen
(Just turned fourteen and I think the world revolves around me)
I'm a dumb teen boy
I don't care about the government
And I really need a hug

14になった。世界が自分を中心に回っている気がするね。
俺は間抜けな10代の男子だよ。
政治なんてどうでもいい。欲しいのはハグだ。

My mum told me that she's worried
And I couldn't give a shit
The other boys at school
Think it's cool to hate your parents

母さんは心配してるとかなんとか言ってくるんだ。
知るかよそんなの。
学校の他の男子は、親を憎むことがクールだって思ってんだ。

I feel stupid (stupid)
Ugly (ugly)
Pretend it doesn't bother me
I'm not very strong but
I'll fuck you up if you're mean to bugs

自分が愚かで醜い感じがする。
別に?みたいなふりをするけどね。
俺はあんまり強くない。
だけどな、ちょっかいかけてくるんだったらぶっ飛ばす。

I punch my walls, stay out at night, and I do karate
Don't message me 'cause I won't reply, I wanna make you cry

俺は壁をぶん殴るし、夜は外に出て空手をやるんだ。
メールなんてしてくるなよ。返事もしないからな。
お前を泣かせてやりたい。
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たぶん、こういう悩みを悩むことができる14歳が住む社会は、比較的幸せなのだと思います。こんな14歳でいることが出来なかった/出来ない人が大勢いるのも知っています。私たちの暮らす世界が、悩むべきものを悩める場所でありますように。世界史に記録されるであろう事態が現在進行形の今日この頃、そんなふうに考えました。